2019/07/03
昨年に引き続き、当教室のPono先生が、キング・カメハメハ・セレブレーション・フローラル・パレードに使われる、王女様や馬のレイ作りのボランティアスタッフとしてオアフ島へ行って来ました。
現地のメンバーに混じってレイメイキングやパレードのフォロー等をして来ました。昨年は、ハワイ島、今年はラナイ島をチームが担当しました。ハワイ諸島それぞれの島には、シンボルカラーと植物がありますが、ラナイ島はオレンジとカウナオアという植物です。カウナオアって見たことありますか? 海岸に群生するオレンジ色の糸状の植物です。どのようなレイにするか?を、たくさんの経験とアイデアや素晴らしいセンスを持ち合わせた、私達の尊敬するアウケレ・シアンコ先生の頭の中で練られているのです。
このフローラルパレードは、下の説明のように….100年にもわたる伝統があります。一般的なレイのサイズでは無く、馬のレイは製作期間5〜6日、事前に行われている植物の調達を加えたら…びっくりするほどの時間と労力がかかっていますね。相手は生物ですから、グズグズしてたら植物がダメになりますし…朝から夜遅くまで、ただひたすらにパーツ作りをしたり、レイを編んだり….。
本番前夜は、不眠不休だったと聞いています。昨年、今年とポノ先生をオハナとして受け入れて下さったチームのメンバーやアウケレ先生の家族の皆さんには、ただただ良い経験をさせて下さった感謝でいっぱいです。その昔、ハワイでの勉強で最後のホーイケに使うレイを、自ら植物採取し、前日から寝ずに朝までレイメイキングをした経験があります。一睡もせずに編み続けたその時間を、今となっては懐かしく思い出されます。たったひとり分のレイでも、大変だったのに….このような大掛かりのレイメイキングは想像がつきません。
レイメイキングは、編む事に注目が集まりますが、経験上何と言ってもひとつひとつの丁寧なパーツ作りが、出来上がりの良し悪しを決める事を忘れてはいけません。イベント前に教室の生徒さん達とレイ作りをご一緒する機会がたくさんありましたが、いつもパーツ作りが命だとお伝えしてきました。 地味な作業ですが、大切な事だと今でも思っています。
ハワイアンの中で無になり、裏方の作業をすることやスタッフの皆さんと接することで、見えてくる事がたくさんあります。今年も、激務ではありましたがチームの一員として参加できたことは、後のフラ人生に大きなプラスとなるに違いないと思っています。経験は、何にも代えられない財産ですね!
感想や、写真などは、ポノ先生が近いうちにブログ上で語ってくれると思いますので、楽しみにしていて下さいね!
King Kamehameha Celebration Floral Parade
毎年6月上旬、カメハメハ・デーを祝って、キング・カメハメハ・セレブレーション・フローラル・パレードがイオラニ宮殿を出発します。カピオラニ公園までの道のりには、ハワイの素晴らしい歴史の一部であり、かつて君主制の一員であった、偉大な王の遺産に敬意を表するという、100年にわたる伝統に満ち溢れています。何百ものレイで飾られた山車は、装飾を施された車と並んで通りを行進し、行進者は、野生の花の装飾と印象的な戦士のペイントをあしらった、王の過ぎ去りし日の伝統的な衣装を身に着けます。フラダンサーと乗馬者がイベントに華を添え、その目玉となるのはロイヤルパウの行進です;馬に乗った「女王」に導かれ、ハワイの島々とモロキニ島を象徴する、8人の豪華なドレスを着た王女が伝統的なレイで着飾ります。食べ物とライブ音楽が、フェスティバルの群衆に活気を与えます。 (トリップアドバイザー記事よりお借りしました。)
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