Wailanaは、私のハワイのひとつ

10月14日、またひとつオールドハワイの火が消えた

創業48年のロコに愛されたレストラン
今の日本にあるファミレスとは歴史が違う
椅子もテーブルも、おひとりさま向けのカウンターにも味があり
もうあの空間に行けないのかと思うと淋しくなってしまう



とびきり美味しいわけではないけれど、ハワイでのたくさんの思い出と共に
数々の料理が記憶に残っている
野菜不足になるとここのサラダバーを食べに、決まってドアを開けたっけ

パンケーキにはココナッツシロップやメープルシロップをたくさんかけ
付け合わせの山盛りのポテトフライも懐かしい
冷蔵庫の中にいるみたいなキツイ冷房、レトロな食器





もうひとつの売りは、何と言ってもウエイトレスさん
ほとんどが、シニアのおばさまだった事
お客様には笑顔とサービスを忘れない
コーヒーのお代わりは、これでもかってくらい何度もすすめてくれたっけ　笑
ワイキキ周辺にある高級レストランの若いウエイトレスさんとは違う
勤続32年なんて方もいました
温かみと安心感満載のベテランウエイトレスさん達
仕事に誇りを持ってるのが手に取るように分かる
Alohaがいっぱいだったね





昔の面影を残すレストラン　”Wailana” は、私のハワイのひとつだった
アメリカンオールディーズ好きな私の心をくすぐったお店

50年近く親しまれていたお店の閉店をテレビのニュースが取り上げた
ちょっぴり淋しくなりました